ていねいな暮らしのことはじめ

皆さんは「ていねいな暮らし」という言葉を聞いたことがありますか?

特に新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごすことが多くなった今、よくメディアでも取り上げられているこの「ていねいな暮らし」について今回詳しく掘り下げてみたいと思います(^^)/

 

そもそも、「ていねいな暮らし」ってどんな暮らし??

自炊してみる。自家製パンを焼いてみる。掃除をいつもよりしっかり。インテリアに拘ってみる・・ 皆さんがぱっと思い浮かぶのはこのあたりでしょうか?

実はこれ、全部正解なんです。

というのも「ていねいな暮らし」には明確な定義はなく、普段の何気ない生活や今あるものに対して「幸福感」や「満足感」を見いだし、より「心地よく」「快適」に日常を過ごすことを指しています。

 

それでは次に「ていねいな暮らし」を始める為のヒントを紹介していきましょう(^^♪

 

  1. いつもの料理にこだわりを持ってみる

   

現代は手軽で簡単に作れる冷凍食品やレトルトにあふれていて、料理が得意でない人でも楽に調理をこなすことができますよね。

でもキャンプでお鍋を使って炊いたお米や、自分で粉から練ってつくったパンは、そのプロセスも含めてより一層美味しく感じませんか?

手間はかかりますが、拘った分自分だけの味を生み出すおもしろさや出来上がった時の達成感があると、いつもなんとなく食べていた食事がより満足感のあるものに変わってくるはずです。

また、自給自足はハードルが高くても、三つ葉や大葉、バジルやローズマリーなどの薬味やハーブならプランターでも手軽に育てられます。自分で育てた植物が食卓に香りと見た目の華やかさを添えてくれたら、日々の食事がよりハッピーなものになるのではないでしょうか(^_-)-☆

 

  1. 本当に必要な物と心地よく感じるものだけ手元に。

次に思いつくのが、普段過ごす環境の問題です。

部屋がごちゃごちゃした状態では快適とは言えないですよね。

無駄なものをなくし、必要なものを残す。つまり取捨選択することが大切です。

そして、ここでポイントになるのが「ミニマリスト」との違いです。

「ミニマリスト」は生活できる最低限度の物しか置きません。

それに対して、「ていねいな暮らし」の概念では、心地よく快適な生活を目指しているので「適度・適切」な物の量を保つこと、つまり無駄なものを置かないことが大切です。

皆さんのお家にも何年も着ないまま眠っている服、使わないけれどなんとなく置いたままにしている引出物などはありませんか?

単に収納力のある大きなクローゼットや物入れに手元にあるものを押し込むのではなく、収納容量に対して常に8割くらいの物量に抑えて物の定位置を決め、隠す収納に見せる収納も併せて取り入れてみると、通気性が上がって物の保存状態も良くなり、いつもきれいな状態を保つことができます。

また物の取捨選択をすることは、自分にとって本当に必要なものは何か、自分が心地よく感じる環境はどんなものか理解を深めるきっかけにもなります。自分の好みを理解して日々をご機嫌に過ごす為のヒントにしましょう!(^^)!

 

 

  1. 自分のお気に入りのアイテムを取り入れる

  

これで部屋もスッキリ片付いた!・・・でも、なんだか物足りない。

そう思ったら、次のステップとして「心地よい空間」の大切な要素である「自分のお気に入りのもの」「好きな色や質感」を取り入れましょう!

お気に入りのブランドで部屋の家具を揃えたり、お気に入りのファッションをディスプレイしたり、音楽の好きな方はスピーカーや楽器をディスプレイしたり、好きな色に壁を塗り替えたり。

そして、お気に入りのアイテムが主役になるよう特に目に触れなくても良いものは隠す収納に片づけるようにしましょう。

こうして自分の好きなものに囲まれると、より一層きれいに保ちたいという意識が高まり、自分オリジナルの心地よい空間を実現することが出来ますよ!(^^)!

色数は多すぎず3色程度に絞って揃えると、インテリアの統一感が出やすくなります。

例えばこの写真では、モノトーンとイエロートーンをうまく組み合わせて、小物が多くてもまとまって見えます。壁やテーブルの白・ブランケットやクッションカバーのグレー、棚の黒いアクセントがモノトーン。家具や床材の木材はイエローのソファに馴染む黄味がかったオーク系の木目。照明の金物も、シルバーではなくイエローゴールドにしていますね。

こちらの写真はもっとわかりやすく、ブルーとモノトーンが基調です。でも実はこの写真の1番のポイントは窓の外の海や空の風景を「借景」としてインテリアのひとつに組み込んでいて、それとファブリックのブルーが調和しているという点と、このアクセントカラーであるブルーが映えるようにそのほかは主張しない淡い色目にしている点です。

ぜひ皆さんのインテリアを考える際の参考にしてみてくださいね。

 

  1. 部屋にグリーンを取り入れる

                

最後に、お家に観葉植物や季節の花を取り入れてみてはいかがでしょうか?

部屋の中に緑があると空間のアクセントになり視覚的にも癒し効果があります。また二酸化炭素を吸って空気をきれいにしてくれ、心にも体にも良い効果を与えてくれます。

観葉植物は日当たりを好むものから、直射日光が苦手で半日陰で生育するものなど種類が沢山あるので、自宅の日当たりや換気環境に合ったものを選んでくださいね。

最初にご紹介したハーブも、お洒落な鉢に植えるとインテリアとしても楽しめますよ(^^)/

切り花を飾るときは、習っていないからと難しく考えず、お花屋さんでこれ綺麗!とインスピレーションを感じたものや道端に咲いていた季節の草花を1輪挿しや手持ちのグラスにパッといけてみましょう。

さりげないほうが自然に空間に溶け込んでくれます。

この、「形式にとらわれずに自然の姿をそのままいかしていける」ことを、「なげいれ」といい、これも立派ないけ方のひとつなのです。少し元気がなくなってきたら「水切り」といって茎を水に浸した状態で短くカットすると、新たな切り口からまた水を吸い上げる力が戻って長く楽しめます。

鉢植えも、切り花も植物の種類によってベターな手入れの方法が違うので、飾りたい花があれば、都度調べてみましょう。それもひとつの楽しみになります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

まずは暮らしそのものを楽しむためにできることから少しずつ始めてみて、

既存の収納では上手に片づけられないときや、内装の色調や素材をガラッと変えたいときは、家事室を作ったり使っていない部屋を機能的な収納に変えたり、タイルや木材を使ったり、こだわった照明計画にしたり・・・プロでしかできないリフォームで、より一層心地のよいマイホームづくりをお手伝いします!

気になった方はぜひ弊社にご相談下さい(^^♪

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